会長 大室 㒞
2017年7月17日、医療法人尚和会は創設50年の節目を迎え、その後も日々進化しながら歩み続けています。
1967年、父大室一夫が宝塚の地に大室病院を開設、以降私が引継ぎ「医療法人尚和会宝塚第一病院」に改称、増改築を重ね、365日24時間体制で地域の救急医療に取り組み、患者さんの信頼を得、地域でなくてはならない病院に成長しました。
大きな変化は1995年の阪神淡路大震災でした。建物に大きなダメージを受け、建替えを余儀なくされました。しかし、ここから、尚和会の事業の展開が始まります。
1999年1月には今の宝塚第一病院の建物が完成しました。その3年後2001年11月介護老人保健施設ケアヴィラ伊丹が、2005年4月にはケアヴィラ宝塚、2008年4月には宝塚リハビリテーション病院がオープンしております。 そして居宅介護支援事業所サポートプラザ宝塚の開設により医療と介護の連携がより深まりました。さらに訪問リハビリ、訪問看護、通所リハビリと地域のニーズにあわせた事業を展開し、急性期から回復期、在宅医療と切れ目のないサービスを提供する、今の尚和会の形が出来上がりました。
これは今までに関わってくれた職員の努力と地域の皆さまの温かいご支援があったからこそと深く感謝いたしております。
年と共に、医療・介護の仕組みは大きく変わり、病院や施設の経営は年々厳しくなってきております。そんな中でも、私たちは今後も地域の医療・介護の発展のため職員一丸となって貢献できるようさらに前進して行かなければなりません。
“私たちはこれからもやさしいハートで地域の皆さまに寄り添う医療・介護を提供し続けます。”
理事長 那須 範満
医療法人尚和会は1967年(昭和42年)、ここ宝塚で35床の病院の開設からスタートしました。そして、半世紀を過ぎた今日まで地域医療に貢献する中で、地域との絆は年を経るごとに強くなってきました。この間、スタッフが常日頃から心掛けている「患者さん、ゲストさんを第一に」と思う心は良き伝統として受け継がれています。
今では、急性期の宝塚第一病院、回復期の宝塚リハビリテーション病院、そして、介護老人保健施設のケアヴィラ伊丹、ケアヴィラ宝塚の4施設を運営していて、急性期から回復期、維持へと、トータルで医療・介護サービスを提供できる体制が整っています。
医学の目覚ましい進歩による高齢化、少子化による人口減少など、医療・介護をとりまく環境は大きく変化していますが、これからも、やさしいハートで地域の皆さまに寄り添う医療・介護を提供し続けます。